basilsの日記

イノベーションについて考察するブログ。その他、アルバイト日誌、感想文、雑感など。

2013-05-06から1日間の記事一覧

「知は多面体」というメタファーが社会科学の方法論に与える示唆について

野中郁次郎・紺野登『知識創造の方法論 -ナレッジワーカーの作法-』という本に、「知は多面体」という比喩があった。この比喩を見て、社会科学にさまざまな方法論が乱立していることの意味が何となく分かった気がした。 社会科学を勉強し始めて、さまざま…

文献講読のレジュメ作成の方法

学部の4年生になり、経営学の専門的な文献を読む機会が増えた。それで、文献のまとめレジュメを作る機会も増えた。僕のとっている文献講読の授業では、ほぼ毎回のレジュメ提出が義務づけられているためである。 これはむろん、履修者がきちんと予習してきて…

生命体としての経済活動、そのレーゾン・デートル

ポストモダン的な消費社会論や、高度資本主義批判論は、生き物に対して「お前の本来の、より自然な姿は死んでいる状態だ」といっているようなものではないか?生き物に対してそういうことを言うのは、正論ではあるかもしれないが何か間違っている。経済活動…