basilsの日記

イノベーションについて考察するブログ。その他、アルバイト日誌、感想文、雑感など。

「自分がやりたいこと」と「食うために必要なこと」を一致させる方法

 「自分がやりたいこと」と「食うために必要なこと」が異なっている場合、どうすればいいのか?
 
 食うために必要なこととは、社会に求められていることである。たとえ社会に求められていなくても、自分のやりたいことを貫くべきなのか?でもそれでは、食っていけるかが心配だ…それとも、自分のやりたいことを曲げてでも社会的に求められていることをすべきなのか?しかし、そんなことして後で後悔しないか…
 
 そこである日、僕はこれを二者択一的、排反的問題ととらえることをやめた。両方を一致させてしまえばいい。そのためには、どうすればよいか?
 
 僕が思いついたのは、「自分がやりたいこと」を自然に「求められていること」に近づけることである。そのためにすべきことは、外部から大量の情報を頭に流し込むことだ。そうすれば、自分の中に世界を取り込んでしまえる。自分の中に世界の縮図のようなものができあがる。その中で自分がやりたいことを見つければ、自ずと社会から求められることと一致するはずだ。
 
 「自分がやりたいこと」と「社会的に求められていること」が異なるという問題は、そもそも社会をよく知らないから生じる問題ではないか?社会のことをよく知るにつれ、この問題は自然消滅するはずだ。「絶えず本や新聞を読んで、アンテナを敏感にしよう」と、よく言われる。こうした習慣は、「やりたいこと」と「求められていること」を一致させて、より幸せに生きるためにこそ必要なのではないか。
 
 そう気づいて、僕は前よりも本や新聞を熱心に読むようになった。偉い人が勧めるからとか、周りも読んでるからとかではなく、自分が肩の力を抜いて生きたいからである。