高校の友人と、ものを作ることにした ~必要な資源は?~
高校の友人と、物を作って売ってみることにした。前回(http://basils.hatenablog.com/entry/2014/02/03/234039)は千本ノック的アイデア出しと称して、ひたすらアイデアを出してみた。意外と思いつかないものだ。
今回は、僕らが使えそうなリソースをまとめて見ようと思う。そのうち資金面については、クラウドファンディングの比較をしたとき(http://basils.hatenablog.com/entry/2014/02/02/003544)にまとめたので、今日はそれ以外のリソースについて。
そもそも、資金以外にどんな資源が必要だろうか?パッと思いついたものを挙げてみると・・・
・設計のためのツール
・試作のための道具・ノウハウ
・量産のための設備・ノウハウ
・価格設定・原価計算・販売・在庫管理などについての知識
といった所か。
まず設計のためのツールについては、無料で使える3DCADがある。電子基板についても、無料の設計ソフトがあるらしい。これらの使い方に関しても、初心者向けの解説書を見ればある程度わかるだろう。高度なことは新しく入るはずのメンバーに任せればよいので、僕らは基礎が分かればいい。
3DCADについては、Autodesk 123D Designという無償ソフトが使える。『自宅ではじめる モノづくり超入門』という本に、このソフトの使い方やその他の必要なことが載っている。
この本はすごく丁寧で、3Dデータ完成後の出力・試作・量産に至るまで必要な数々のサービスを紹介してくれている。
しかし、樹脂での形状の試作くらいまではこうしたサービスを使わずに済ませたい。サービスを使うと、自宅に届くまでに時間がかかりそうだ。
そこで、FabLab Shibuya(http://www.fablabshibuya.org/how-to-use)などが頼りになりそうだ。FabLab Shibuyaでは、では1日1000円という低価格でペーパーカッター・レーザーカッター・刺しゅうミシン・3Dプリンターを使えるという。
これなら自分たちの貯金から数万円出すだけでも、数十回は試作できる計算になる。本当に簡単な、プロトタイプレベルのものならこれで十分だろう。
他に必要な資源については、上の本を読んで勉強していこうと思う。特に100個以上の量産ともなると金型が必要で、金型1個100万円弱はするらしい。心しよう。